Discordは完全無料で利用できますが、「Discord Nitro」という月額契約の有料プランも存在します。
「サーバーブースト」のように自分以外のユーザーにも恩恵がある機能も解禁されるため、大規模サーバーの運営者におすすめです。
この記事ではDiscord Nitroの機能について、課金方法とプランについて解説していきます。
万人に必要な機能ではないので、この記事を読んで本当に必要な機能がどうかを確認しましょう。
- Discord Nitroで解禁される機能
- サーバーブーストで解禁される機能
- Discord Nitroの金額・プラン

当サイトではDiscord初心者へ向けた記事も用意しているので、「まだダウンロードをしていない」「使い始めたばかり」という方は以下の記事もチェックしてみてください。

目次
Discord Nitro

- 絵文字のパワーアップ
- プロフィールにアニメアバター・カスタムタグを設定できる
- サーバーブースト機能の解禁
- 特別なプロフィールバッジが追加される
- アップロードできるファイルのサイズ上限が100MB
- 画面共有で高解像度・高fpsが解禁
Discord Nitroユーザーになると上記6つの特典が付与されます。
とくに「サーバーブースト」「画面共有機能の高解像度解禁」の2点が優れているので、サーバー内で主要メンバーとして活動している人におすすめです。
価格は月額9.99ドル(年間契約なら99.99ドル)と少々高めに設定されていますが、サーバーを運営するなら検討する価値があります。
サーバー向けの機能を省いたDiscord Nitro Classicというプランもあり、そちらは月額4.99ドル(年間契約なら49.99ドル)で利用可能です。
「無料でインディーズゲームを遊べる」という機能もありましたが、残念ながら2019年10月中旬で終了しています。
ネット上に「FTL」「Risk of rain」のような名作ゲームを楽しめるという記事もありますが、あくまでも古い情報なので現在は利用できません。
サーバーブーストで解禁される機能
レベル1 | ・絵文字スロット+50 ・128Kbpsの音質が解禁 ・サーバー招待背景のカスタム機能 ・サーバーアイコンのアニメ化 |
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レベル2 | ・レベル1の機能 ・絵文字スロット+50 ・256Kbpsの音質が解禁 ・サーバーバナー機能 ・全てのメンバーが50MBまでのファイルをアップロード可能 |
レベル3 | ・レベル1・2の機能 ・絵文字スロット+100 ・384Kbpsの音質が解禁 ・サーバーURLの作成機能 ・全てのメンバーが100MBまでのファイルをアップロード可能 |
サーバーブーストはサーバー機能を強化できる経験値のようなものであり、ブーストされた回数によって特典が変わります。
Discord Nitroには2個のブーストが特典に含まれており、下記のブースト回数によってレベルが上がっていきます。
- レベル1:2個のサーバーブースト
- レベル2:15個のサーバーブースト
- レベル3:30個のサーバーブースト
レベル2からは一気に要求数が増えるため、個人でのレベルは実質的に1までとなります。
複数名で管理・運営しているサーバーならレベル2以上も可能ですが、かなりの人数によるブーストが必要です。
高解像度・高fpsの画面共有機能(GoLive)が解禁される

赤枠で囲われている部分が無料で利用可能。Nitroの部分が課金で解禁される。
Discord Nitroユーザーは「1080p画質」「オリジナル画質」「60fps」の解像度とフレームレート(fps値)が解禁されます。
鮮明な映像を出力できるため、ゲーム画面や作業を共有する際に便利です。
ただしDiscordの画面共有機能は回線とサーバーの調子による影響を大きく受けるため、必ず高解像度を出力し続けられるわけではない点に注意が必要です。
画面共有の詳しい方法については以下の記事で解説しているので、この記事と合わせて参考にしてください。

「Discord Nitro」「Discord Nitro Classic」の違い

Discord Nitroには「Discord Nitro Classic」というライトプランも用意されています。
本来のDiscord Nitroより特典が減っていますが、サーバーブーストを使わないユーザーには扱いやすいプランです。
前述で紹介したサーバーブーストを利用できない代わりに個人向けの機能は変わらないため、画面共有機能と音質のアップグレードを利用したい方向けとなっています。
Discord Nitroの支払い方法・解約方法

Discordホーム画面の「Nitro」もしくはユーザー設定画面の「Discord Nitro」から契約可能です。
上記の画像の画面から下にスクロールしていくとClassicの登録ボタンやギフトの送付ボタンが設置されています。

Discord Nitroの契約はクレジットカード・Paypalの2種類しか対応していませんが、Vプリカのようなクレジットカードとして利用できるプリペイドカードでも登録できます。
Nitroの価格は月額9.99ドル(年間契約なら99.99ドル)、Classicの価格は月額4.99ドル(年間契約なら49.99ドル)となっています。
解約は契約と同じ画面上部にある契約状態から変更でき、解約しても支払った月の機能は期日まで利用できます。
Discord Nitro・サーバーブーストのまとめ
- サーバーブースト・画面共有機能の画質向上が目玉
- サーバーブーストが無い簡易プラン(Classic)も選択可能
- Nitroの価格は月額9.99ドル、Classicの価格は月額4.99ドル

Discord Nitroを利用すれば絵文字でサーバーのチャットを派手にしたり、サーバーの基本機能をアップグレードできます。
個人で利用する場合にも画面共有機能の画質向上だったり、アップロードできるファイルサイズの上限解放などのメリットがあります。
概ねサーバー向きの機能ではありますが、Classicプランによって個人向けのメリットだけを割安で利用もできます。
もちろんDiscord Nitroを契約せずとも機能は充実していますが、さらにDiscordを楽しみたい方におすすめです。
以下の記事でDiscordに関する使い方・情報・テクニックをすべてまとめているので、他に分からないことがあればチェックしてみてください。
